ナチュラルローソン、大豆を使用した麺類・ベーカリーなど14品発売 健康志向の高まりに応える:大豆は「低糖質」「高たんぱく」
ナチュラルローソンは大豆を使用した麺類・ベーカリーなど14品発売する。健康志向の高まりに応えるべく、「低糖質」「高たんぱく」な大豆に注目した。豆腐干・大豆ミートを使用したほか、大豆を使用した新しいパン生地も展開。
ローソンは「SOY365(ソイエブリデイ)フェア」を開催し、大豆を使用した麺類・デリカ・ベーカリーなどの商品を合計14品発売する。コロナ禍で高まった健康志向に応えていく。5月10日から首都圏のナチュラルローソン店舗で実施。
大豆は「低糖質」「高たんぱく」な食材として需要が高まっている。ナチュラルローソンでは2020年4月から、豆腐に圧力をかけて脱水し、乾燥させた「豆腐干」を使用した商品を発売しており、30〜50代の女性に好評だという。
今回発売する「ソイキーマカレー」(535円)は大豆ミートを使用し、トマトソースとダイストマトをベースに、スパイシー感のある味に仕上げた。ブロッコリー・ペペローニをトッピングし、玉子で味に変化を付けられるようにした。
「豆腐干を使った韓国風辛焼そば」(495円)は麺の一部に豆腐干を使用した韓国風のピリ辛焼そば。「湯葉の明太豆乳温そうめん」(505円)は湯葉ときぬさやをトッピングした明太豆乳仕立ての温そうめんだ。
「トルティーヤ チリコンカン」(330円)は、チリコンカンのひき肉を大豆ミートに置き換え、赤インゲン豆、ひよこ豆も使用した。
ブランパンに大豆粉をブレンドした生地を使用した新シリーズのパンも発売する。
「+SOY タコスミート風(大豆ミート使用)」(180円)は大豆ミートを使用したボロネーゼソースに、ドライトマトを入れ、表面にはパルメザンチーズをトッピングした。「ブランのMCT入りきなこコッペ」(150円)はブランコッペにサクサクとした食感のほんのり甘いきなこクリームを挟んだ。
コンビニ業界では、セブン-イレブン・ジャパンが食物繊維が豊富に摂取できるサンドイッチを販売したり、健康志向のサイダーを強化するなど、健康配慮型の商品強化が加速している。
関連記事
- セブン、健康志向のサンドイッチを新発売 食物繊維が豊富に摂取できるパンを採用
セブンは食物繊維量が豊富な健康志向のサンドイッチを発売する。「キャロットラペ&チキンサンド」「チリコンカンサンド」の2商品を4月20日に発売。健康系商品の需要拡大に対応していく。 - セブン、健康志向のサイダーから新商品を発表 炭酸系市場の成長を受けて
セブンがゼロキロカロリーサイダーから新商品を発表した。食物繊維に加えて乳酸菌やビタミンCを豊富に含む商品にした。成長する炭酸系市場の需要を取り込むのが狙い。 - ローソン、「沖縄フェア」を開催 沖縄県産食材を使用した商品やご当地メニューを訴求
ローソンは5月10日から、全国のローソン店舗で「沖縄フェア」を開催する。沖縄県産食材を使用した商品やご当地メニューなど、合計13品を発売。「沖縄黒糖蒸しぱん4個入」「手巻おにぎり あぐー豚肉入り油みそ」など。 - セブン、「沖縄フェア」を開催 黒糖を使用した菓子パン、スイーツなど全9品
セブンは4月16日から「沖縄フェア」を開催する。黒糖を使用した菓子パン、スイーツなど全9品を発売。コロナ禍の旅行ニーズに、身近なコンビニで応えていく。 - ファミマ、黒と白2種類の「ブラックサンダーフラッペ」を発売 旅行気分を訴求
ファミマは黒と白2種類の「ブラックサンダーフラッペ」を発売する。北海道限定の「白いブラックサンダー」を採用し、身近に旅行気分を味わえる点を訴求していく。ブラックサンダー特有の「ザクザク」食感を再現した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.