疲れたときは何をする? コロナ禍で「自宅で手軽にできる行動」が人気:「寝る」人が最も多いのは長野県(2/3 ページ)
日本リカバリー協会らは、健康調査を実施。休養・抗披露行動について、コロナ禍前後の違いを分析した。
コロナ禍で実施率が下がった行動は?
19年と比較して実施率が下がった休養・抗疲労行動は、1位が「イケメンを探す/かわいい女の子を探す」(上昇率0.42倍)、2位は「スポーツ観戦(現地)」(同0.51倍)、3位は「アイマスクをして視覚を遮断する」(同0.52倍)、4位は「アロマテラピー」と「お腹一杯食べる」(同0.53倍)だった。
7位「アウトドア・キャンプ(ソロキャンプを除く)」(同0.65倍)、8位「ジムに行く」(同0.68倍)、9位「ウインドウショッピング」(同0.71倍)、10位「異性の友人と食事」(同0.83倍)など、外出や人との接触をする行動が多く挙がり、コロナ禍の影響がうかがえた。
元気な人の休養・抗疲労行動の実施上昇率は?
「元気な人の休養・抗疲労行動」で19年以降の実施上昇率が高いのは、1位が「ガーデニング」、2位「脳トレをする」、3位「家庭菜園」、4位「ラジオ体操をする」、5位「ウォーキング、ジョギングをする」で、庭を使った趣味や血流を促進させる心身の体操などがランクインした。
この中で実施率10%を越えている項目は、「ガーデニング」(10.7%)、「ウォーキング、ジョギングをする」(26.7%)、「スポーツ・運動で汗をかく」(12.6%)、「スポーツ観戦(テレビ、web)」(15.4%)、「博物館、美術館、図書館などに行く」(10.5%)で、身体を動かすことや文化活動に触れることが多くランクインした。
男女別の「休養・抗疲労行動」実施率は?
休養・抗疲労行動の中で、男性の実施が多いものは、1位が「寝る」(39.1%)、2位が「入浴する」(38.2%)、3位が「YouTubeなどの無料動画を見る」(29.4%)、4位が「コーヒーを飲む」(27.8%)、5位が「テレビを見る」(26.6%)だった。
女性の実施率は、1位が「寝る」(53.4%)、2位が「入浴する」(49.7%)と、男性同様入眠行動を重要視する結果になった。3位は「とにかくゆっくりする」(46.5%)、4位は「甘いものを食べる」(44.1%)、5位は「テレビを見る」(37.7%)で、男性よりも休息行動や娯楽になる食べ物などの切り替えを行う傾向が見られた。
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