ニュース
タカラトミー、AIがパパ・ママそっくりの声を作る読み聞かせスピーカー「coemo」を発売:9月下旬から販売開始(2/2 ページ)
実在人物とそっくりな声をAIがつくる読み聞かせスピーカー「coemo」が発売。アプリで声を登録し、好きな物語を選ぶと登録した声で読み聞かせが始まる。「子どもに本を読ませたいが、毎日の読み聞かせは大変」という保護者の声に応えていく。
「coemo」の使用方法
「coemo」は最先端のAI音声合成技術「コエステーション」を活用し、実在人物の声とそっくりな合成音声を実現した。プロのナレーターの感情表現や抑揚を再現し、実際にパパやママが話しているような自然な読み聞かせを提供する。
音声登録のアプリ「コエステーション」と、物語(童話)コンテンツなどを搭載している「coemoアプリ」を連動させて使用する。対象者の声を登録し、スマートフォンで好きなコンテンツを選んで本体に送信すると、登録した声とそっくりな声で読み聞かせが始まる。
「coemoアプリ」には、無料で楽しめる60作品のほか、日本・世界の童話やオリジナルストーリーなど45作品と、コンテンツを充実させた。事前に登録することで、物語の中に子どもの名前が登場するオリジナルストーリーも用意した。今後は子どもの成長に合わせて長く使用できるように、コンテンツの追加を予定している。
物語に合わせたた効果音やBGMを合わせることで、臨場感ある読み聞かせを楽しむことも可能だ。
利用者からの反応は?
モニター調査では「パパやママの声で安心感がある」「BGMがあるのでおはなしの世界にひき込まれやすい」「聞くことに集中し想像力につながる」「両手が空くので一緒にお読み聞かせを聞いて、一緒に触れ合える」など読み聞かせの時間がより一層充実したとのコメントがあったという。
関連記事
- 「カゴの大きさは盲点だった」 ドンキの電動自転車を変えた、お客の意外すぎる「ダメ出し」
ドン・キホーテが"カゴの大きい"電動アシスト自転車「EVA PLUS2」を発売した。なぜ「カゴの大きさ」にフォーカスしたのだろう。担当者に開発秘話を聞いた。 - 冷凍食品で「刺身」「冷やし中華」? 開発の背景にはコロナ禍ならではの事情
家庭用冷凍食品の市場拡大を受け、各社が面白い冷凍食品を開発している。「刺身」「馬刺し」「冷やし中華」など、開発の背景には何があるのか。ニチレイフーズ、ローソンの開発担当者に話を聞いた。 - 売り切れ続出、ヤクルトのY1000が絶好調 健康志向の高まりが要因か
ヤクルトが2021年10月から販売している「Y1000」の売れ行きが絶好調だ。「睡眠の質が上がった」「朝すっきり目覚められる」などと口コミが広がり、人気は加速。好調の要因を広報に聞いてみた。 - ローソン、「鬼滅の刃」とのタイアップキャンペーンを実施 エンタメ分野を強化
ローソンはアニメ「鬼滅の刃」とのタイアップキャンペーンを開催する。前回好評だったことを受け、遊郭編に登場したキャラクターの描き下ろし絵を追加。エンタメ分野を強化し、売り上げ拡大を狙う。 - エスビー食品、INIを起用した「キミの推しスパは!?」キャンペーンがTwitterで話題に
エスビー食品は5月17日からINIを起用した「キミの推しスパは!?」キャンペーンを開始。Twitterトレンドでは「#エスビーまぜスパ」「#アンバサダーはINI」がTOP5に。推し活に注目したキャンペーンを実施した狙いは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.