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cakesが8月31日で閲覧不可に 編集長「今後はnoteでクリエイターを支援」
プラットフォーム事業「note」などを運営するnote(東京都港区)は5月25日、コンテンツ配信サイト「cakes」のサービスを8月31日に終了すると発表した。
プラットフォーム事業「note」などを運営するnote(東京都港区)は5月25日、コンテンツ配信サイト「cakes」のサービスを8月31日に終了すると発表した。同日、新規会員登録を停止し、アプリのダウンロードも終了している。
今後は6月28日に課金を停止し、7月31日にサイトの更新を終了する。8月31日にはcakesの全てのサービスを終了する。それまでは、現在の有料会員は無料で閲覧できるようにする。ただ8月31日以降はバックナンバーを含め全ての記事が読めなくなる。
cakesは2012年にサービスを開始。読者とクリエイターをつなぐサイトとしてインターネット上でコンテンツを流通させる新しい市場になるべく運営をしてきた。
cakesの榎本紗智編集長は、「今後は、当社のミッションである『だれもが創作をはじめ、続けられるようにする』に沿ってcakesで培ったノウハウを生かし、プラットフォーム事業のnoteをつうじて一層クリエイター支援を強化していく」とコメントしている。
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