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「しまむら」「ワークマン」もゴルフウェアに参入 低価格戦略で初心者需要を取り込めるか:ゴルフ人気続く(2/3 ページ)
コロナ禍で、密を避けて楽しめるスポーツとしてゴルフ人気が高まっている。そんな中、しまむらやワークマンがゴルフウェアの販売を開始した。それぞれの強みは「手に取りやすい価格帯」。どのような製品を展開するだろうか。
ワークマンでは6120円でウェア一式が買える
作業服大手のワークマンも、同社初となるゴルフウェアを5月27日から販売している。屋外作業服のノウハウを活用し「担当者が本気で開発した」(同社)アイテムで、構想から4年をかけて製品化した。
スポーツ向けプライベートブランド「Find-Out」からの展開で、パンツ、手袋、キャップ、靴下を取りそろえる。また、既に販売している「MOVE ACTIVEストレッチ半袖ポロシャツ」と合わせたウェア一式を購入しても6120円と手ごろな価格を実現。これからゴルフを始める人や、普段の練習用としても使えるモデルとして展開する。
このうち、「耐久撥水ライトゴルフパンツ」の価格は1900円に設定。はっ水素材である「MINOTECH」を使用し、急な雨でも安心して着用できるようにした。また、内股部分と膝裏にはパンチング穴によるベンチレーションを付けて蒸れを軽減。右前ポケットにはティー差しを付け、実用性も高めた。
980円のゴルフグローブは、手のひら部分に帝人フロンティアが開発した「ナノフロント」を使用しグリップ力を高めた。
同社によると、18年に一般客向けアイテムの比重を高めた「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」を開店して以降、同社製品をゴルフウェアとして利用するお客がいたという。新たにFind-Outのゴルフウェア用ロゴも制定し、低価格で高機能なアイテムとして訴求を図る。
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