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ドンキが「高品質スキンケア」に参入 背景にある“消費傾向の2極化”:価格は全て2178円(2/2 ページ)
ドン・キホーテは6月8日、オリジナルスキンケアブランドから「贅沢をもっと身近に」をコンセプトにした新シリーズの「GENECOS(ジェネコス)」を発売すると発表した。「高品質スキンケア」に参入する背景には、“消費傾向の2極化”があるという。どういうことか。
お客の予想価格は?
ドン・キホーテは6月4〜5日、この商品のトライアルを目的としたポップアップストアを都内で開いた。その際ドン・キホーテの商品であることを伏せて価格予想を募った。
利用者による、店頭体験での予想価格は3商品平均で5679円、自宅使用後の予想価格は同6018円と、いずれも販売価格の2178円を大きく上回った。
PPIHの池戸美結氏(MD開発本部 コスメ担当マーチャンダイザー)は、「企画段階で、どのくらいの価格であれば身近に感じられるかという協議を何度も重ねた上で設定しました。低価格を実現するのに困難な点もありましたが、関係者の協力も得て何とか実現できました」と話し、ハイクオリティな商品を求めやすい価格で提供することをアピールした。
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