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パン鮮度保持袋「パンおいしいまま」、出荷数10万個突破
機能製品の開発などを手掛ける機能素材(高知市)は、同社の開発したパン鮮度保持袋「パンおいしいまま」が発売後1年7カ月で出荷10万個を超えたと発表した。
機能製品の開発などを手掛ける機能素材(高知市)は、同社の開発したパン鮮度保持袋「パンおいしいまま」が発売後1年7カ月で出荷10万個を超えたと発表した。
「パンおいしいまま」は、パンをおいしく保存するために開発された袋で、常温でも冷凍でも、調理用としても使用できる商品だ。2022年5月末時点で10万3064個を出荷し、20年10月の発売から1年7カ月で10万個に到達した。
この商品を使用することにより、常温保管ではパンの風味が落ちず、カビが生えにくくなるという。目安の保存期間は3日。
冷凍保管では、酸化防止と霜の減少効果によって冷凍パンの劣化を防ぐ。袋のまま解凍すると、トースターで温めなおさなくても生のままおいしく食べることができるようにした。こちらは、1カ月保存が目安となる。
また焼成後、パンが温かいうちの保管を可能とした。生じる水滴は徐々に袋が吸収するという。
サイズは、1斤サイズ、半斤(食パン2〜3枚)サイズの2種類を展開。東急ハンズ、LOFTなどセレクトショップで販売している。今後どれだけ販売数を増やせるか。
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