コラム
自分の適性を、会社は分かっていない──スキルを業務の割り当てに「活用されていない」と感じる人は約5割:人材データの可視化が重要
ビジネスパーソンの約5割が、勤務先の業務アサインに「自身の人材データが十分に活用されていない」と感じている──こうした結果が、ビズリーチ(渋谷区)が運営するHRMOS WorkTech研究所の調査で判明した。
ビジネスパーソンの約5割が、勤務先の業務アサインに「自身の人材データが十分に活用されていない」と感じている──こうした結果が、ビズリーチ(渋谷区)が運営するHRMOS WorkTech研究所の調査で判明した。
役職別に比較すると、係長・課長・部長クラスのマネジメント層と一般社員では「人材データが活用された業務アサインをされていない」と感じる割合に18ポイントの差があり、一般社員のほうが「活用されていない」と感じる割合が多かった。
人材データ活用し業務アサインをする転職先に魅力を感じるか尋ねたところ、64%が「とても魅力を感じる」と回答した。
人事異動・配置などを行う際に、どのような人材データが参考にされていると感じているかについて聞いた。55.6%が「個人業績・評価」、38.4%が「職務経歴」、33.6%が「スキル・資格・語学力」が参考にされていると感じていた。また、今後どのような人材データを参考にしてほしいかを尋ねたところ、最多の回答は「スキル・資格・語学力」(45.5%)、「適正」(44.8%)だった。
同社は、「企業と働く個人にとってお互い納得感のある人材活用のためには、人材データの可視化・活用が重要」になるとコメントしている。
調査は、2021年11月29日〜12月6日、転職サイト「ビズリーチ」の会員を対象に実施し、789件の回答を得た。
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