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「Internet Explorer」サポート終了で米マイクロソフト公式ブログが話題 「長年のご愛顧ありがとうございました」(2/2 ページ)

米マイクロソフト(MS)が1995年から提供するWebブラウザ「Internet Explorer」(インターネットエクスプローラー、IE)のサポートを終了した。これを受け、公式ブログでもユーザーに「長年のご愛顧ありがとうございました」としている。

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IEのお気に入りやパスワードをEdgeにインポート可能

 今後はIEを開くと、EdgeのIEモードが立ち上がるようになる。IEモードを使用するには、別途設定が必要だが、社内システムの関係上、IEを長く利用していたユーザーらを想定し、MSはEdgeの設定メニューから、IE上のお気に入りやパスワード、設定などのデータをEdgeにインポートできるようにしている。

 また、IE モード使用をサポートするため、Edge のツールバーに「IE モードでリロード」 ボタンが追加される。これにより、正しく動作しない可能性のあるWeb サイトに遭遇したり、IEの使用を求めるWeb サイトにアクセスしたりした場合に、同ボタンをクリックすることでIE モードでのアクセスが簡単になるという。

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Microsoft Edgeにリダイレクトされることをユーザーに通知するメッセージ例

 ただ、IEモードのサポートにも期限がある。MSは「少なくとも 2029年までMicrosoft EdgeでIE モードをサポートする」としており、Edgeへの移行を推奨している。

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 「私たちはInternet Explorerに別れを告げるが、Microsoft Edgeは仕事、ライフスタイル、そしてそれ以外の新しい毎日のブラウザーになる準備が整っている。IE モードの活用で、Microsoft Edgeは、Web サイトが10 年前に構築されたか10 日前に構築されたかに関わらず、比類のないインターネットの互換性を提供する。Internet Explorerの未来はMicrosoft Edgeにあり、より速く、より安全で、より現代的なブラウザーを提供する」(MS)

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