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モンスト脱却目指すミクシィ、ゲームの次が公営ギャンブルとスポーツ事業なワケ妄想する決算「決算書で分かる日本経済」(8/8 ページ)

今回取り上げるのはミクシィです。もともとは社名の通りでSNSの「mixi」として成長してきた企業ですが、その後は「モンスターストライク」が大ヒットしてモバイルゲームが中心の企業となっています。

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安定したゲーム事業で次の柱を生み出せるか

 ということでミクシィは、主力のモンストの業績が悪化する中で減収減益となっていました。まだまだ利益は出ていますし、今後もある程度は安定して利益を出せると考えていますが、成長性があるかといえばそうではないでしょう。さらに現状はモバイルゲームで新しいヒット作を出すのも難しくなっています。

 そんな中で次の柱と考えているのがスポーツ事業です。オンライン化が進む中で、公営ギャンブルやスポーツチームの運営といった、ポテンシャルを十分に生かしきれていない分野への投資を進めています。

 SNSやゲーム事業を通じて得た知見も生かせると考えられますから、スポーツ事業からの成長は期待できそうです。

筆者プロフィール:妄想する決算

決算は現場にある1次情報とメディアで出てくる2次情報の中間1.5次情報です。周りと違った現場により近い情報が得られる経済ニュースでもあります。上場企業に詳しくなりながら、決算書も読めるようになっていく連載です。

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