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家を売り出す前に買い手が見える! 「ウルカモ」が伸びている背景:登録者は2000人に迫る(1/5 ページ)
「ウルカモ」というサービスをご存じだろうか。Webサイト上に、売り出される前の中古物件が掲載されていて、売主と買主をマッチングするサービスだ。今年2月にローンチしたところ、利用者からはどんな反響があったのかというと……。
「なんだか手狭になってきたし、家の買い替えを検討したいなあ」
2022年2月にリリースした中古不動産のソーシャルマーケット「ウルカモ」は、そんなふうに自宅の売却を考え始めたときに便利なサービスかもしれない。
売却検討者(以下、売主)が“売るかもしれない家”の情報や写真を登録すると、オンライン査定により推定相場額が表示され、プラットフォーム上で購入検討者(以下、買主)から「スキ」「買うかも」といった反応が得られる。
オンラインで完結するうえに利用は無料。いざ売りたい意思が固まれば、サービス運営者のツクルバ(東京都目黒区)と媒介契約を締結して、売却に向けて動くことができる。
これまでにない概念のサービスとあってか、ローンチ2週間で登録会員数が1000人を突破、3月には初の成約事例が誕生と、順調に成果を上げているようだ。ツクルバのcowcamoサプライサイド事業部 事業開発シニアマネージャーの黒田励氏と執行役員兼cowcamoサプライサイド事業部長の山田悠太郎氏に、ウルカモの事業戦略と反響を聞いた。
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