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育休の新愛称は“育業”に 「期待できない」「育休は取得しやすくならない」の意見多数東京都の発表(2/2 ページ)

東京都は6月29日、育児休業の新たな愛称を「育業」とすると発表した。しかし、コネヒトの調査によると休みのイメージの払しょくについて、「期待できない」と考える人が43.7%で最も多かった。その理由とは?

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育休は取得しやすくなりそうか

 新愛称「育業」によって、育児休暇が取得しやすくなりそうかについては、「期待できない」が54.3%と過半数を占めた。「期待できる」は12.6%、どちらでもないは33.0%だった。


育児休業の新愛称「育業」によって、育児休業は取得しやすくなりそうか(画像はニュースリリースより)

 「期待できる」と答えた人からは「育児も仕事のうち、という考え方になるから」「育児と仕事が対等になる表現に感じるから」といった意見が集まった。「期待できない」という人からは「政府が育休を義務付けなければ今と変わらないと思う」「取得する当事者の意識は変わっても、経営層や上の立場の人たちの意識は変わらないと思う」などのコメントが寄せられた。

 コネヒトは調査を受けて「『育休=休み』のイメージが払しょくされると期待の声も寄せられる一方で、やはり『育業』を広く浸透させ、職場や社会の意識を変えるための継続的な取り組みが必要不可欠だ」と分析している。

 調査は同社がインターネット上で行い、3923件の有効回答を得た。

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