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セブン&アイ、初の売上高10兆超えへ 競合イオンを突き放す原動力は:海外コンビニエンス絶好調(1/2 ページ)
セブン&アイ・ホールディングスは2023年2月期第1四半期の連結決算を発表した。海外事業が絶好調で、今期の売上高「10兆超え」を見込む。競合イオンを一気に引き離し、小売業の圧倒的トップへ。
セブン&アイ・ホールディングスは、2023年2月期第1四半期(22年3〜5月)連結決算を発表した。売上高にあたる営業収益は2兆4473億円で、前年同期比57.3%増と大幅に伸長。営業利益は1023億円(前年同期比32.1%増)、純利益は650億円(同51.2%増)だった。国内コンビニエンスストア事業はほぼ横ばいだが、海外コンビニエンスストア事業が引き続き業績をけん引した。
第1四半期の連結決算と為替の影響を受け、23年2月期連結業績予想を上方修正した。進む円安を受けて想定為替レートを114円から127円に変更。営業利益の押上効果は245億円にのぼる。売上高にあたる営業収益は前回予想から7600億円増の10兆4130億円(前期比19.0%増)と、小売業初の10兆円超えを見込む。営業利益は前回予想から150億円増の4450億円(同14.8%増)、純利益は70億円増の2470億円(同17.2%増)としている。
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