2015年7月27日以前の記事
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カメラ市場は縮小しているのに、なぜソニーの「VLOGCAM」は人気なのか過去最高の予約(1/5 ページ)

カメラ市場が縮小している中で、ソニーの「レンズ交換式VLOGCAM ZV-E10」が注目を集めている。同社のミラーレス一眼カメラ史上、過去最高の予約数(発売当時)をたたき出しているが、なぜ人気を集めているのか。同社のマーケティング担当者に話を聞いた。

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 減少に歯止めがかからないカメラ市場。総出荷金額ベースでは、スマートフォンが浸透してきた2009年ごろから下落している。カメラ映像機器工業会(CIPA)が発表した最新のデジタルカメラ生産出荷実績(同工業会統計)によれば、20年は前年比で出荷台数が55.9%、出荷金額が同64.3%、21年は前年比で台数が89.2%、金額が同95.2%となった。


売れ行き好調の「レンズ交換式VLOGCAM ZV-E10」。ボディのみが8万8000円、レンズがセットになったパワーズームレンズキットが9万9000円

 そんななか、ソニーのミラーレス一眼カメラ史上、過去最高の予約数(発売当時)をたたき出したのが、21年9月17日に発売された「レンズ交換式VLOGCAM ZV-E10」だ。特徴は、Vlog(ブイログ)と呼ばれる動画ブログの撮影に特化していること。

 不調のカメラ市場で、同製品の勝因はどこにあったのか。ソニーマーケティングジャパン マーケティングマネージャーの丸山直樹氏に聞いた。

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