インタビュー
ロゴス初の「キャンプ場」はどんなところ? 担当者に聞いた:3分インタビュー(3/3 ページ)
アウトドアブランドを展開するロゴスコーポレーションは4月、高知県にキャンプ場をオープンした。同社にとって初めての試みになるが、どのような特徴があるのだろうか。ターゲットのことを考えながら、設計していて……。
ロゴスパークはまだ未完成
――稼働率をさらにアップさせるために、どのような取り組みが必要だと思いますか?
中条: ロゴスパークは、まだまだ未完成なんですよね。宿泊スペースを増やすかもしれませんし、焚き火のスペースをつくるかもしれませんし、キャンプ場では考えられなかった施設をつくるかもしれません。体験したお客さまは、どんなことを感じているのか。アンケート結果や声などに耳を傾けて、「改善すべきことは何か」を考えながら、対応していかなければいけません。
これまでさまざまなご意見をいただきました。施設面でいえば、通路に雨が差し込んでくるので「軒先を広げてほしい」とか、「夜、うるさい人がいる。なんとかしてほしい」といった苦情もありました。こうした問題点をどのようにして解決すればいいのか。試行錯誤しながら、やっていかなければいけません。
【取材メモ】
施設内を見渡すと、「あれもロゴス、これもロゴス」といった感じで、ロゴサーにとってはたまらないアイテムがたくさん並んでいる。コンテナハウスの中に入ると、「ロゴス以外のモノはどれか」を探すことが難しいほど。宿泊客は高知市内からが最も多く、関西からも3割ほどいるそうだ。料金はキャンプサイトが1泊2日6600円(6人まで)、コンテナハウスが2万7500円(4人まで)。
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