クレディセゾン、クレカ申込時の本人確認「公的個人認証サービス」を活用 国内初
クレディセゾンは7月26日、オンライン本人確認によるクレジットカード入会申込「マイナンバーカード読み取りで本人確認」の提供を開始した。
クレディセゾンは7月26日、オンライン本人確認によるクレジットカード入会申込「マイナンバーカード読み取りで本人確認」の提供を開始した。マイナンバーカードに特化したデジタルIDアプリ「xID(クロスアイディ)」を提供するxID(東京都千代田区)と提携し、マイナンバーカードの公的個人認証サービス(JPKI)を活用する。
公的個人認証サービスを、クレジットカードの入会申込の本人確認手段として導入するのは日本初となる。
同サービスは、セゾンカード入会申込時の本人確認に、マイナンバーカードに特化したxIDアプリを活用する。利用者は、本人確認時にスマートフォンのNFCでマイナンバーカードを読み取るだけで、身分証や顔写真を提供することなく手続きを完了することができる。本人確認が利用者端末で即時完了となるため、時間帯を問わずスピーディーに手続きを行うことが可能となる。
また、xIDアプリによる認証を経て、マイナンバーカードより取得された情報が自動的にセゾンカード入会申込フォームへと入力されるため、個人情報の入力ミスや手間の大幅な削減も可能となる。
マイナンバーカードのNFC読み取りによるオンライン上での本人確認「公的個人認証サービス」を活用することから、偽造身分証などによるなりすましや不正な入会申込防止にもつながる。
同サービスは、マイナンバーカードと公的個人認証サービスに対応したスマートフォンを持つ顧客を対象に、一部クレジットカードの入会申込より提供を開始する。対象カードは順次拡大予定としている。
関連記事
- 厚切りジェイソン、ツイート全消し 米国株下落で非難殺到か?
タレントの厚切りジェイソンさんが、運営するツイッターの投稿をすべて消したことが話題になっている。22万人あまりのフォロワーを持つ人気アカウントであり、影響力は大きかった。削除の理由は明かされていないが、同氏が推奨してきた米国株投資に逆風が吹いているためではないかと見られる。 - 10万円もする「iPhone13 mini」がなぜ1円? そのカラクリを解明する
新生活が始まる春は、スマホが年間で最も売れる季節といわれる。最近は量販店で「iPhone 13 mini」や「iPhone 12 mini」が「実質23円」や「一括1円」と表示されていて話題になった。なぜ10万円もするiPhone13 miniの販売価格が1円となるのか? - 高速道路の最高速度が120キロなのに、それ以上にクルマのスピードが出る理由
国産車は取り決めで時速180キロでスピードリミッターが働くようになっている。しかし最近引き上げられたとはいえ、それでも日本の高速道路の最高速度は時速120キロが上限だ。どうしてスピードリミッターの作動は180キロなのだろうか? そう思うドライバーは少なくないようだ。 - サクラ革命が月数千万の売り上げ捨ててもサービス終了させたかった理由
大型スマホゲームのセガ「サクラ革命」が、リリースからわずか半年程度でサービス終了となる。一部で噂されるサクラ革命の開発費30億円という数字が事実であるとするならば、なぜ多額の開発費をかけたスマホゲームが、ここまで早いスピードで撤退に追い込まれたのだろうか。 - トヨタはプレミアムビジネスというものが全く分かっていない(後編)
前回はGRMNヤリスがどうスゴいのかと、叩き売り同然のバーゲンプライスであることを書いた。そして「販売のトヨタ」ともあろうものが、売る方において全く無策ではないか? ということもだ。ということで、後半ではトヨタはGRMNヤリスをどう売るべきだったのかを書いていきたい。 - 「にじさんじ」時価総額フジテレビ超え……26歳代表資産は1000億円超、30人以上の従業員も億万長者へ
ANYCOLORを弱冠26歳で上場に導いた創業者である田角陸氏の保有株式価値は1246億円。同社の大株主リストには30人以上の従業員が名を連ねており、最も少ない株数である1万5000株の割り当てでも時価にして1億3500万円の価値がある。したがって、ANYCOLORでは30人以上の従業員が億万長者に変身したことになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.