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「本のガチャ」ってなに? 「honto」がサービス開始:第一弾は「文庫」(2/2 ページ)
ハイブリッド型の書店「honto」は、価格とテーマのみでタイトルは選べない状態で本を販売する商品「本のガチャ」を展開している。どんな仕組みなのかというと……。
「本のガチャ」第一弾・文庫版
「本のガチャ」第一弾は6万タイトルある文庫から約100タイトルの「物語」に絞り、「短編集」「長編小説」「小学生から楽しめる小説」「本のギフト」の4つのテーマでhonto書店員が選書した。購入時に4商品12分類から商品を選ぶと、選書の中からランダムに発送される仕組みになっている。
「短編のガチャ」は隙間時間に面白い本を読みたい、短時間で読み切りたい人向けの短編集の選書。「長編のガチャ」はじっくり時間をかけて読みたい、シリーズものに挑戦してみたい人向けの長編小説の選書だ。
「小学生から読めるガチャ」は親子でも楽しめる本がほしい人、小説を読み慣れていない人、小中学生から楽しめる内容の小説の選書(漢字にルビがない文庫も含まれるため、推奨年齢は小学校高学年以上)。「ギフト付きのガチャ」は物語をプレゼントしたい、本好きの人へのギフトに向く選書。丸善オリジナルブックカバーとしおりをセットにして、ギフトボックスに入れた状態で指定の場所へ発送する。
12の分野はヒューマンドラマ、SF、ホラー、ミステリー、青春、お仕事、食・グルメ、ファンタジー、旅、動物、名言格言、友情となっている。販売価格は単品(短編、長編、小学生ガチャ)で書籍本体価格、ギフト付きのガチャでは書籍本体価格+ギフトセット1930円。
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