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累計15万個を超えた! 「パン冷凍保存袋」が売れている秘密:担当者を取材(1/5 ページ)
マーナ社の「パン冷凍保存袋」をご存じだろうか。特徴は、冷凍保存にありがちなニオイ移りや乾燥を防ぎ、パンのおいしさを保つこと。パン好きの人を中心に売れているが、その要因はどこにあるのか。担当者を取材した。
『週刊ポスト』が発表した「2022年上半期のヒット商品&下半期トレンド予測」の日用品部門で、マーナ社が発売する「パン冷凍保存袋」がランクインした。冷凍保存にありがちなニオイ移りや乾燥を防ぎ、パンのおいしさを保つのが特徴だ。
21年1月に発売した同商品は、累計出荷数が15万6000個(半斤・一斤サイズの2種類の合計、22年8月2日時点)となり、マーナ公式サイト内の22年上半期ヒットランキング(キッチン部門)で2位を獲得。開発者も予想していなかったほど好調だという。
マーナ社では、20年2月に発売した冷凍ご飯専用の保存容器「極 冷凍ごはん容器」も、累計出荷35万個のヒット商品となっている。
冷凍保存専用とうたうこれらの製品は、どんな味の違いを生み出すのか。開発部 プロダクトデザイナーの牧谷朋美氏と岩崎有里子氏に聞いた。
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