調査リポート
金持ち企業ランキング 「リクルート」「ファストリ」を抑えた1位は?:リスクモンスター調べ(1/2 ページ)
リスクモンスター(東京都中央区)が、企業のネットキャッシュを比較する「金持ち企業ランキング」を発表した。
与信管理サービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)が、企業のネットキャッシュを比較する「金持ち企業ランキング」を発表した。前回調査に続き「任天堂」が1位を獲得し、2位は「信越化学工業」、3位「ファーストリテイリング」と続いた。
調査は、2021年4月期決算以降の決算書に基づき、企業の現預金から借入金などの有利子負債を差し引いた手元資金であるネットキャッシュを比較した。1位の「任天堂」は1兆2065億円で、前回よりも約200億円増加した。2位の「信越化学工業」は1兆824億円、3位「ファーストリテイリング」は7020億円だった。
上位20社にランクインした企業のうち16社が前回調査よりもネットキャッシュが増加していて、1兆円の大台を超える企業は、2社(任天堂、信越化学工業)に増える結果となった。
業種別では、上位20社のうち製造業が13社ランクインした。前回より大幅にランクアップしたのは「第一三共」(4990億円)で、前回の43位から7位まで順位を上げた。一方で、海外企業の買収を実施した「セブン&アイ・ホールディングス」(前回9位)は3165位、「パナソニック」(同10位)は3110位と、大きく順位を下げる結果となった。
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