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ローソン、AIを活用した値引きを強化 人間の経験に頼らないオペレーションを目指す:実証実験も好調(1/2 ページ)
ローソンが、AIを活用した値引きを全国に拡大する。現状は担当者の感覚や経験に依存していた。オペレーションの効率化、フードロス削減を推進できるか。
ローソンが、AIを活用した値引きを全国に拡大する。値引き対象や値引き額、タイミングの最適解をAIが導き出し提案することで、従業員の負担軽減や食品ロス削減を目指す。
これまで値引きは人の“感覚”や“経験”に依存
ローソンは以前から各店舗の判断で値引きを実施してきた。しかし、店舗業務が複雑なことや人材確保の難しさから、ベテランに店員に値引き作業が集中してしまい、負担が大きかったという。
また、現状は担当者の感覚や経験に依存していたため、適切ではない値引きを実施してしまうケースも多かった。例えば、値引きしなくても売れる可能性が高い商品を値引きしてしまう、値引きをしすぎて商品が売り切れてしまうなど、各商品に適切な値引きを実施することに苦労してきた。
これらの課題を解決するため、AIの活用を推進。在庫や入荷予定、過去の販売実績などをAIが分析し、店舗や商品ごとにいくら値引きすると効果を最大化できるかを計算し推奨していく。値引き額は20円からで、最大で半額とする。
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