社内メールのいらいら 3位「関係ないメールが届く」、2位「システムが使いづらい」、1位は?(1/2 ページ)
ライズ・スクウェア(大阪府八尾市)は、職場で社内メールを使っている人を対象に調査を実施した。社内メールで改善してほしいことの1位は「独自のルールが多い」だった。
ライズ・スクウェア(大阪府八尾市)は、職場で社内メールを使っている374人を対象に調査を実施した。社内メールで改善してほしいことの1位は「独自のルールが多い」(112人)だった。
2位は「システムが使いにくい」(111人)、3位は「自分に関係ないメールが届く」(31人)、4位は「他ツールを利用したい」(16人)、5位は「ルールが曖昧」(15人)、6位は「重要なメールが埋もれる」(12人)、7位は「テンプレートが欲しい」(11人)だった。
ランクインした項目は大きく分けると「職場のルール・人に起因する不便さ」と「メールソフトに起因する使いにくさ」のいずれかであった。
具体的な悩みは?
1位の「独自のルールが多い」と答えた人からは、「メール送信エラー防止目的で、同じ内容のメールを2回送るというルールがある。めんどくさいので止めたい」(25歳男性)、「いちいち頭に『お疲れさまです』をつけるのが煩わしい」(33歳女性)、「CCの宛先がどんどん増えていく文化」(38歳男性)などの声が聞かれた。挨拶文や署名、宛名といったメールの書き方に関するルールが「面倒」「非効率」「意味がない」という意見が多く挙げられた。またメールに関するルールが「明文化されていない暗黙の了解」になっている職場も多く、新入社員や中途入社した社員は特に戸惑うこともあるようだ。
2位の「システムが使いにくい」と答えた人からは、「いちいち『承知致しました』と返信するのが面倒なので、『承知致しました』のスタンプやボタンがほしい」(24歳女性)、「メールの検索機能が使いにくいので改善してほしい」(32歳女性)、「メールボックスの容量が少ない」(45歳男性)などの声が多かった。
3位の「自分に関係ないメールが届く」と答えた人からは、「自分に無関係なシステム情報が1日に何通も来るのをどうにかしてほしい」(33歳女性)、「知る必要のない内容のメールが選別なくCCで送られてくると時間を無駄に費やす」(49歳男性)などの意見が聞かれた。重要なメールが「あまり重要ではないメール」に埋もれてしまうデメリットも挙げられた。
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