速報
みなとみらいの大規模開発 街区名称は「横浜シンフォステージ」:2棟のビルで構成(2/2 ページ)
大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハなど5社は、共同開発している「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」の街区名称を「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」に決定したと発表した。
新鮮な外気を取り込む装置を設置
オフィス専有部では、サッシ組込型の自然換気装置を設置し、新鮮な外気をビル内に取り込むことで、健康で快適なオフィス空間に寄与するほか、ウィズ・アフターコロナ時代における感染症対策の一機能とする。
加えてイーストタワーのオフィスでは、外気の温湿度などを計測して自動開閉するジャロジー窓により、自然の風を窓から取り込める会議スペースやリフレッシュスペースの設置も可能とした。
非常事態への対策として、建物全体にコージェネレーションシステム(CGS)を導入する。停電時でも中圧ガスを燃料として発電することにより事業継続が可能になるという。
CGSが機能しない場合でも、非常用発電機により共用部のみならず専有部内にも一定の電力を72時間供給。さらにテナント用発電機設置スペースを確保しており、BCPに配慮した計画としている。
総延べ面積は約18万平方メートルで、ウエストタワーは地上30階、塔屋2階、地下1階の高さ約158メートル、イーストタワーは地上16階、塔屋1階、地下1階の高さ約90メートルとなる。24年3月末の完成を予定する。
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