中途採用において、企業が採用したい年齢層のうち6割以上が「20代」──。学情(渋谷区)が実施した調査で、こんな結果が出た。
特に採用したい年齢層を尋ねたところ、最多の回答は「20代(26〜29歳)」で46.4%。また、17.9%が「20代(〜25歳)」と回答し、「20代」と答えた企業が6割以上を占めた。
また、中途採用の対象となるかを年齢層別に聞く問いでは、「20代(26〜29歳)」(92.3%)が最も多く、次いで「30代」(85.3%)「20代(20〜25歳)」(70.6%)だった。20〜30代に関しては7割以上の回答者が中途採用の対象になると考える一方、40代を対象とするのは46.3%、50代は18.8%と、ミドル・シニア世代の転職の厳しさがうかがえる。
20代を中途採用する際に、採用対象者に求めることは「社会人経験は求めたいが、業種/職種の経験は問わない」が47.3%、「社会人経験を問わない」が20.8%を占めた。20代を中途で採用する際、約7割の企業は「業種/職種経験不問」としていることが分かった。
調査は22年6月3〜12日、同社が、20代の採用を実施または実施予定の企業人事担当者を対象に実施し、419件の回答を得た。
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