調査リポート
ベネッセ教材いつまで使っていた? 小学生では3割が利用:スパコロ調べ(2/2 ページ)
スパコロ(東京都港区)が、1都3県の20〜39歳1000人を対象に「ベネッセ」の教材の利用実態調査を実施した。
どんな目的でベネッセを利用していた?
就学時の各期間で、学習教材や学習塾を利用していた理由を尋ねた。
幼稚園生・保育園生時は、「学習意欲・興味促進」が最も多く44.8%。次いで「読み書き学習」(38.9%)、「意識教育」(19.1%)と続き、学校教育が始まる前段階の学習の意識付けや識字目的での利用が多いことがうかがえた。
学習教材・学習塾全体とベネッセ利用者の利用目的では、大きな差はなかった。
小学生の利用理由では、上位から「予習目的」(38.9%)、「復習目的」(36.3%)、「学習意欲・興味促進」(34.5%)と続いた。小学生時では学校教育の補助を目的とする利用が多いようだ。ベネッセ利用者では、学習教材・学習塾全体と比べて「受験目的」での利用が5ポイント以上低くなった。
中学生は、「受験目的」(43.2%)が最多で、「復習目的」(37.8%)、「予習目的」(35.8%)と続いた。小学生時で上位だった「予習目的」「復習目的」を抜いて「受験目的」が1位に。一方で、ベネッセ利用者では「受験目的」と同等に「復習目的」での利用が多いことが分かった。
高校生の利用理由では、上位から「受験目的」(59.0%)、「復習目的」(33.3%)、「予習目的」(27.1%)となった。
中学生時と同様に、ベネッセ利用者では「受験目的」と同じく「復習目的」での利用が多いという特徴があった。
調査は8月18〜22日にインターネットで実施した。
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