米アップルは9月8日、iOS搭載スマートフォンの新機種「iPhone 14」シリーズの新機種として、6.7インチのディスプレイを搭載した「iPhone 14 Plus」を発表した。同社は過去にも「Plus」を手掛けており、「Plus」としては「iPhone 8 Plus」以来の復活となる。販売価格は13万4800円から。9月9日から予約を受け付け、10月7日に発売する。その一方で、「mini」シリーズが消滅した。
iPhone 14同様、128GB、256GB、512GBの3モデルを提供する。価格は13万4800円、14万9800円、17万9800円。6.7インチの有機ELディスプレイを搭載している。本体サイズはサイズは78.1(幅)×160.8(高さ)×7.8(奥行き)ミリメートル、重さが203グラム。カラーバリエーションは「ミッドナイト」「ブルー」「スターライト」「パープル」の通常カラーに加え、公式ストアなどで提供する限定色「(PRODUCT)RED」の5色展開。
搭載チップ(「A15 Bionic」)など基本スペックは同時発表の「iPhone 14」と同じだが、ディスプレイサイズが大型化したことで、動画再生時のバッテリー駆動時間が最大26時間となった(iPhone 14は最大20時間)。
旧機種「iPhone 12」「iPhone 13」シリーズでは、小型サイズのディスプレイを搭載した「mini」(6.1インチの通常版に対し、ともに5.4インチ)がラインアップされていたが、iPhone 14シリーズの発表会ではminiに関する発表がなかった。
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