調査リポート
通学時の自転車事故が多い都道府県 中学生の2位は「香川県」、1位は?:自転車の安全利用促進委員会調べ(1/2 ページ)
自転車の安全利用促進委員会(東京都渋谷区)は、9月21日から始まる「秋の全国交通安全運動」にあわせ、中学生・高校生の通学時における自転車事故に関する調査を実施した。
自転車の安全利用促進委員会(東京都渋谷区)は、9月21日から始まる「秋の全国交通安全運動」にあわせ、中学生・高校生の通学時における自転車事故に関する調査を実施した。その結果、2021年の1万人当たりの事故件数は、中学生、高校生共に前年より増加し、都道府県別では群馬県がワースト1位であることが分かった。
2021年は通学時の自転車利用が徐々に戻ったことにより、昨年は減少した事故件数が増加した。中高生の通学時の自転車事故件数の推移は年々減少傾向にあるが、21年は前年比で、中学生213件、高校生844件と、ともに増加した。活動的な日々に戻ることができた一方で、自転車事故も増えてしまう結果となった。
1万人当たりの自転車事故件数を都道府県別に見ると、中学生のワースト3は、1位「群馬県」、2位「香川県」、3位「徳島県」で、群馬県は前年より約55%増加した。
高校生では調査開始から8年連続ワースト1位で「群馬県」となり、2位「静岡県」、3位「徳島県」と続いた。
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