調査リポート
納豆は「粒派」それとも「ひきわり派」? 「おかめ納豆」のタカノフーズが調査(1/2 ページ)
「おかめ納豆」を展開するタカノフーズが「ひきわり納豆」に関する調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
納豆は「ひきわり派」が約2割で、うち4人に1人は「粒納豆派」からの乗り換え――。そんな結果が、「おかめ納豆」を展開するタカノフーズ(茨城県小美玉市)の調査で分かった。
まず、納豆全般についての好き嫌いを聞いたところ、「好き」(51.2%)、「どちらかというと好き」(21.0%)を合わせて72.2%が「納豆好き」と回答した。
納豆を食べる頻度は、「納豆が好き」な人は「ほぼ毎日」(16.2%)、「週に4〜5回程度」(14.9%)と答え、合計31.1%が「週に4回以上」納豆を食べていることが分かった。また、「週に2〜3回程度」(27.7%)と足すと合計58.8%で、「納豆が好き」な人の約6割は「週に2回以上」納豆を食べていることになる。
一方、「納豆は苦手」な人も、20.4%は週に2回以上納豆を食べていることが分かった。
納豆を食べる理由は、1位は「おいしいから」で50.6%。次いで、「納豆が好きだから」(46.4%)と、味を評価する人が多いようだ。
3位には「納豆を食べれば栄養面で健康だと感じるから」(42.9%)が入り、納豆の栄養面での信頼度の高さがうかがえる。特に女性の50代(57.5%)、60代(55.0%)からの支持が高いことが分かった。
関連記事
- スーパーで500ミリのコカ・コーラを見なくなった“なるほど”な理由
再値上げ、再々値上げが続く中、工夫をこらして単価を上げている企業も存在します。その一例が、日本コカ・コーラです。 - 常温で100日保存できる“おにぎり”誕生 どうやって開発したの? 担当者に聞いてみた
石井食品と、京都市で“1日100食限定”のステーキ丼専門店「佰食屋(ひゃくしょくや)」を運営するminittsが、常温で100日保存ができる「イシイの佰にぎり」を発売した。その開発秘話とは? - ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。 - タピオカブーム終了は“好都合”? ゴンチャに今も行列ができるワケ
2018〜19年に一大ブームとなったタピオカ。その後一段落したように思えるが、当時ブームをけん引していたゴンチャには今も列が出来ている……。その理由とは? 担当者を直撃した。 - ワークマンの人気商品「真空ハイブリッドコンテナ」 担当者も予想外なアウトドア以外のニーズ
キャンプ用品の本格展開を開始したワークマン。その人気商品の1つが「真空ハイブリッドコンテナ 4.6リットル」(2500円)だ。少量のドリンクや食料を保冷したり保温したりすることができるアイテムでSNSなどで話題に。担当者によると、アウトドアシーン以外でも活用されているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.