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スーパーで500ミリのコカ・コーラを見なくなった“なるほど”な理由:足りる? 足りない?(1/4 ページ)
再値上げ、再々値上げが続く中、工夫をこらして単価を上げている企業も存在します。その一例が、日本コカ・コーラです。
今度は“再値上げ”“再々値上げ”の波がやってくる――。8月2日、カルビーは「かっぱえびせん」や「サッポロポテト」などスナック菓子30品の出荷価格を引き上げると発表しました(関連記事)。「かっぱえびせん」の77グラムと「サッポロポテト バーベQあじ」の72グラムは、店頭想定価格で130円前後から150円前後になるようです。
このニュースは一見すると、単なる値上げのニュースに見えます。しかし、同社は6月に「かっぱえびせん」や「サッポロポテト」の値上げや、実質値上げ・ステルス値上げとも呼ばれる、価格を据え置いて内容量を減らす実質値上げをも行っていました。値上げ後、わずか2カ月で今年2回目の値上げの意思決定を行ったことになります。つまり“再値上げ”です。
再値上げの事例としては他にも、日本水産の缶詰(3月、7月で値上げ)、山崎製パン(1月、7月で値上げ)なども挙げられます。
原材料価格の高騰や、ロシアによるウクライナ侵攻、急速な円安などさまざまな要因が絡み合う中「顧客にとって負担が少なく、企業は利益を確保できる」といった優れた値上げをできている企業もあれば、再値上げ・再々値上げを余儀なくされている企業も存在します。一体何がこれらの差を生んでいるのでしょうか。
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