調査リポート
24卒学生が注目する、企業の「多様性」に対する取り組み 2位は「男女比率」、1位は?:6割以上が「企業の取り組みを知ることで志望度上がる」(2/2 ページ)
学情が、24卒の学生に対して、企業の多様性に関する調査を実施した。学生は、どういった点に注目しているのか。また、6割の学生が、企業の取り組みを知ることで、志望度が上がると答えた。
6割以上の学生が、企業の取り組みを知ると「志望度が上がる」と回答
ダイバシティ&インクルージョンに関する企業の取り組みを知るために注目する点については、「働き方の制度・柔軟性」(72.6%)が最多となった。次いで、「男女比率」(55.3%)、「女性管理職比率」(49.5%)、「従業員の満足度」(48.9%)と続いた。
ダイバシティ&インクルージョンに関する企業の取り組みを知ると志望度は上がるか聞いた。その結果、「志望度が上がる」(21.3%)と「どちらかといえば志望度が上がる」(41.9%)を合わせると、6割超えとなった。
その理由として、「多様な人材が活躍できる企業の方が、成長力が高そうだと思う」「私たちの世代の価値観とも合致していると思う」などの声が挙がった。
今回の調査は、24年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生422人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は8月26日〜9月22日。
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