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商品を持って“そのまま”出られる ローソンの「会計要らずの無人店舗」、一体どんな仕組みなの?オフィスでの展開(2/3 ページ)

商品を持って“そのまま”出られるコンビニが開業した。ローソンは「会計要らずの無人店舗」の展開を本格的に開始する。いったいどんな仕組みなのだろう。

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Lawson Goの狙いは?

 同社は20年2月に「ローソン富士通新川崎 TS レジレス店」(神奈川県川崎市)でウォークスルー決済導入の実証実験を行っていた。しかし、コロナ禍でオフィス利用が少なくなった背景から新たな展開は見送っていた。昨今の人流の戻りを受け、新たに開業を決意したという。インキュベーションカンパニー プレジデント兼オープン・イノベーションセンター長の酒井勝昭さんは「コロナ禍で続々と飲食店が閉店に追い込まれるなか、今後“ランチ難民”が増加するのではないでしょうか? そういった需要に応える店舗としてLawson Goをオープンします」と話す。

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天井には9つのカメラを設置し、お客の動きを分析する
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陳列棚では重量を測定

 同社はLawson Goの活用でコンビニ業界が直面する深刻な人手不足の緩和、人件費削減を目指す考えだ。また、レジに並ぶ必要がないため、「レジが並んでいるから違う店舗に行こう」などの販売機会ロスの解消も期待している。

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電子レシートを提供。レジレス、ペーパーレス。

 今後は、オフィスやホテルなどでの展開を考えている。酒井さんは「まずは店舗数を増やすことだけではなく、レジレス店舗の出店をどのように拡充していくか考えていく」とコメントした。

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店内の様子
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店舗概要

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