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USJ・東京ディズニーリゾート、キャッシュレス決済の現在地 比較で分かった2大テーマパークの特徴とは?USJは「Alipay」など導入(1/3 ページ)

日本を代表する2大テーマパーク「USJ」「東京ディズニーリゾート」について、キャッシュレス決済の対応状況というテーマで比較した。

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 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)がQRコード決済に初めて対応する。運営元のユー・エス・ジェイが発表した。導入するのは中国アリババグループの関連会社アントグループが手掛けるQRコード決済システム「Alipay+」。提携する「Alipay」(アリペイ)や「Kakao Pay」(カカオペイ)など7サービスに対応する。

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「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」
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アリババ日本法人の公式Webサイトによると「アントグループは、アリババグループの関連会社」だという

 これに対し、競合のオリエンタルランドが運営する「東京ディズニーリゾート」(東京ディズニーランド・シー)の対応状況はどうか。公式Webサイトの情報や広報担当者への取材で日本を代表する2大テーマパークの対応状況の違いが見えてきた。

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ディズニーランドの人気キャラクター「ミッキーマウス」(2019年11月3日撮影)

ディズニーリゾートはQR決済「非対応」、交通系ICには「対応」

 東京ディズニーリゾートの公式Webサイトの情報によると、利用できる電子マネーは「QUICPay」「QUICPay+」「iD」に加え、各種交通系IC(「Suica」「Kitaca」「PASMO」「manaca」「TOICA」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」)。ランドとシーともにパーク内でQRコード決済には非対応だという。

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施設内で利用可能な電子マネーの一覧(出典:公式Webサイト)

 オリエンタルランド広報はQRコード決済について「導入は未定」と回答している。なお、クレジットカードは「JCB」「VISA」「マスター」「アメックス(アメリカンエキスプレスカード)」「ダイナースクラブ」「銀聯(ギンレンカード)」「ディスカバーカード」に対応している。

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施設内で利用可能なクレジットカードの一覧(出典:公式Webサイト)
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