2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

「生クリーム好き歓喜」──セブンイレブンの“具なし”「ホイップだけサンド」に反響 商品化の狙いは? 広報に聞いた各地で4商品展開(4/4 ページ)

セブン-イレブン・ジャパンが10月12日から近畿エリアなど地域限定で販売を始めた「ホイップだけサンド」シリーズがTwitterで話題となっている。商品名の通り、ホイップクリームのみを挟んだ“具なしサンドイッチ”となっている。商品化の経緯を聞いた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

シリーズ累計225万食突破の「だけ弁当」シリーズ

 ローソンストア100のヒット商品「だけ弁当」シリーズにも同様のことが言えるだろう。同シリーズでは「ウインナー」「ミートボール」「チキンナゲット」など、おかず1種のみに絞るというシンプルな点がユーザーの心を掴んだ。

photo
「ウインナー弁当」(出典:公式Webサイト)

 物価高が続き、各社が商品の値上げを進める中、「サラダなど色々な食材と自由に組み合わせてもワンコインでおさまるように」という開発者の思いから、シリーズ一律で216円という低価格にもこだわっており、弁当としては異例のシリーズ累計225万食を突破。ローソンストア100での弁当事業の柱になっている。一部の商品はローソンでも販売されるなど、シリーズの販売網を広げている。

photo
「だけ弁当」シリーズの販売数

 このようにコンビニ業界での近年のヒット商品には、「シンプル」「こだわり」という2つの共通項がある。ローソンの「だけ弁当」シリーズも「お弁当には色とりどりのおかずが入っているべき」という常識を覆したことがヒットにつながった。セブンイレブンのホイップだけサンドは、サンドイッチの常識を覆せるか。

photo
セブンイレブンの店舗(提供:ゲッティイメージズ)
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る