ABEMA配信のW杯「日本vsクロアチア」、アクセス集中なら入場制限か 「快適な視聴環境維持のため」
サッカーW杯で、初のベスト8進出をかけて日本代表がクロアチア代表との大一番に臨む中、W杯の試合配信を手掛けるインターネットテレビ局「ABEMA」が入場制限の可能性に言及している。
中東カタールで開催中のサッカーワールドカップ(W杯)で、初の2大会連続の決勝トーナメントに進出した日本代表。12月6日に初のベスト8進出をかけてクロアチア代表との大一番に臨む中、W杯の試合を配信するインターネットテレビ局「ABEMA」が入場制限の可能性に言及している。公式サイトで12月5日までに発表した。
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入場制限の場合は公式Twitterで告知
ABEMAの運営元サイバーエージェントは「アクセス集中が予想される。快適な視聴環境を維持するために必要だと判断した際には、入場制限をさせていただく場合がある」とコメント。ABEMAの全ユーザーが対象で、運営側が一度入場制限をすると、試合の視聴者だけでなく、他番組の視聴者も含め、サービスにアクセスできないよう可能性があるという。
同社は「一度ABEMAから離れてしまうと、それまで見られていた場合でも入場制限がかかってしまいアクセスできなくなる可能性がある」とも注意喚起している。入場制限を課す場合は、事前にABEMAの公式Twitterアカウントで告知する方針だ。
1日の視聴者数、スペイン戦で過去最高更新
ABEMAでの日本代表戦を巡っては、グループステージ最終戦「日本vsスペイン」(12月2日配信)の視聴者数が、1700万人を突破。1日の視聴者数で、開局以来最高記録を更新し、クロアチアとの一戦で更なる記録の更新が期待されている。試合は12月6日午前0時キックオフとなる。
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