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“1分間最強”を決めるBreakingDown、公式アプリの提供を開始 朝倉未来に聞く大会の魅力(2/2 ページ)

「1分1ラウンド」で最強を決める総合格闘技エンターテインメント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」を運営するBreakingDown(東京都渋谷区)は12月4日、公式アプリ「Breaking Down Club」の提供を開始した。

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朝倉未来に聞く大会の魅力

 12月4日にはBreakingDown6.5が開催された。プロデューサーを務める朝倉氏に、同大会で人気選手が生まれている背景について聞くと、以下のように説明した。

 「(オーディションや記者会見などで選手や候補者が)煽り合いをすると多くの人が注目します。それで注目したときに、SNSなどで情報が調べられますから、その人の人間性が分かりやすいんですよね。運営側も煽り動画を全試合作るようにしていて、その人がどんな人なのかを分かりやすく伝えるようにしています。だから視聴者も個々の魅力に気付きやすくなっていると思います」

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 これに対しYUGO氏は以下のように続けた。

 「感情移入しやすいのだと思います。候補者がオーディションという場で感情を爆発させ、視聴者がその人を気になったときに、SNSで調べて人となりや背景を知ることができます。それで自分に近しい人や憧れる人などいろいろな像を照らし合わせて『この人を追ってみたい』と思う。このプロセスの中で、SNSでの煽り合いや試合なども含めてBreakingDownの全てがコンテンツとして楽しめるようになっています。十人十色いろんな人の好みに合わせられる形になっていると思います」

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左から朝倉プロデューサー、YUGO氏、総合格闘家の秋山成勲氏

 次回以降の大会について朝倉氏は「一度5000人とか1万人規模の会場でも開催してみたい」と話した。

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 同大会はこれまで、PPV(ペイパービュー、有料課金型のオンライン視聴システム)を柱として収益をあげるビジネスモデルだった。今後は、大規模なリアル会場で試合を開催する可能性もあり、PPVに加えてリアル会場でのビジネスの可能性を探っていく。さらにTシャツなどの物販や今回のアプリなど、興行外収益も増やしていくことになりそうだ。

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