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60歳からのライフシフトは現実的か:定年後の世界(2/4 ページ)
2020年3月、改正高年齢者雇用安定法が成立し、多くの企業が定年の年齢を60歳から65歳に引き上げた(ように見える)が、実態としては、前からある定年後の再雇用的な働き方が多いようだ。 一方「ライフシフト」というワードが話題になっていて……。
あなたは何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか
実態を見ても、65歳〜74歳の男性の場合、約半数がなんらかの収入のある仕事をしており(70歳以下の場合はもっと多くなるのだろう)、これを見れば、上記の希望通りの結果となっていると言える。
現在の収入の伴う仕事(年齢・性別)
ただし、実態の働き方を見れば、収入があるといってもパートタイムがもっとも多く、自営や会社経営を除けば、フルタイムの雇用で働いている人は、65〜74歳の男性で約12%であり、希望している仕事を得ているとは思いにくい。
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