2015年7月27日以前の記事
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御堂筋の歩道を広げてベンチを設置 人の動きはどうなったのかGPSやカメラで人流解析(3/5 ページ)

梅田と難波を結ぶメインストリート「御堂筋」では、2017年からスマートストリート化を掲げた社会実験「御堂筋チャレンジ」が行われている。6車線のうち2車線をつぶして歩道に。GPSやカメラで人流解析をしたところ、どんな変化が見られたのか。

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ベンチやオープンカフェで、道路空間を魅力的に

 過去3回にわたって実施した「御堂筋チャレンジ」では、放置自転車対策、歩行者道・自転車道の整備、道路空間へのベンチ設置などを実施、一定期間のデータを取得して街の変化を検証してきた。

 4回目となった御堂筋チャレンジ2022では、ベンチの設置やオープンカフェなど道路空間の工夫、回遊しやすいゲートづくり、ARスタンプラリーなどのコンテンツ、東西の通りの魅力アップ・環境改善などを実施。10月15日〜11月13日をデータ取得期間とした。


整備された広い歩行者道路に、一休みできるベンチとテーブルを設置

歩道の一部を物流用の「荷さばきスペース」として確保。信号機にAIカメラを取り付け遠隔監視し、同時に歩行者の人流データも蓄積している

なんば駅前広場を回遊のゲートとして、サインや観光案内を出して東西に回遊させる仕組みをつくった

メインストリートにつながる路地裏の魅力アップを目的に、石畳の道路にオープンカフェを実施

大阪ミナミの戎橋筋・心斎橋筋商店街や観光名所にARスポットを設置、ARスポットを巡る街歩きを企画

期間中に開催された毎年恒例のイベント「道頓堀リバーフェスティバル」では、会場を点在させてミナミエリア全体の回遊を創出・活性化を図った

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