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トヨタ、新型「プリウス」発売 価格は275万円から:Hybrid Reborn(2/2 ページ)
トヨタ自動車は1月10日、昨年11月16日に世界初公開した新型「プリウス」を発売した。第1弾として、走行状況に応じて、モーターとエンジン両方の動力を利用できるシリーズパラレルハイブリッド車(HEV)を展開する。
EV走行距離は50%以上アップ
新型プリウスの進化したデザインや走りを実現するため、第2世代TNGAプラットフォームを新たに開発。高効率のダイナミックフォースエンジンと、高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた2.0Lプラグインハイブリッドシステムを採用。従来型と同等の低燃費(27.2km/L〜32.1km/L)を維持しつつ、164kW(223PS)のシステム最高出力を達成した。
EV走行距離は従来型に比べ50%以上アップし、日常生活の大部分をEV走行だけでカバーできるという。充電中にパワースイッチをオンにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を追加。もう1つの部屋のように車内で過ごすことも可能だ。
安全面では、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備。また、高度運転支援システム「アドバンストパーク(リモート機能付)」を搭載し、さまざまな駐車シーンで自動で駐車・出庫できる他、車外から専用スマートフォンアプリを操作すれば遠隔での駐車・出庫も可能だという。
なお、家庭用電源からプラグを利用して充電できるプラグインハイブリッド車(PHEV)は、3月頃の発売を予定している。
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