講談社、朝日新聞に『東京卍リベンジャーズ』の一面広告 原作漫画の最終巻発売で
「週刊少年マガジン」で連載されていた人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の単行本最終巻が発売されたことを受け、出版元の講談社が朝日新聞の朝刊に同作品の一面広告を掲載した。地域別に7パターンの広告デザインを採用している。
「週刊少年マガジン」で連載していた人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の単行本最終巻が1月17日に発売されたことを受け、出版元の講談社が朝日新聞の朝刊に同作品の一面広告を掲載した。地域別に7パターンの広告デザインを採用している。
掲載したのは同日付の朝日新聞の朝刊。作品テーマの1つが「タイムリープ」であることから、「運命をひっくり返す」をコンセプトに、新聞を反転させることで掲載キャラクターの表情が変わるデザインとした。
地域別にキャラクターが異なっており、主人公の花垣武道は大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山の地域面に登場する。作中の重要キャラクターの1人である佐野万次郎は東京、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、静岡、沖縄(一部)の紙面に掲載された。
その他、佐野真一郎(北海道)、龍宮寺堅(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、山梨、長野)、橘日向(富山、石川、福井、三重、鳥取、島根、岡山、広島、徳島、香川、愛媛、高知)、松野千冬(愛知、岐阜、伊賀市、名張市、熊野市、南牟婁郡以外の三重)、三ツ谷隆(山口、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の一部)がそれぞれ採用された。
同作品は2017年3月に週刊少年マガジンで連載開始。代表作に『新宿スワン』などがある漫画家の和久井健氏が連載を手掛け、22年11月に連載が終了した。作中では、現在の自分の意識を、時空を超えて自由に移動できる特殊能力「タイムリープ」を習得した主人公が、過去や未来を変えるべく奮闘する姿を描いている。
連載開始以降、ヤンキー漫画としての迫力あるアクションシーンはもちろん、サスペンスや映画『バックトゥザフューチャー』のようなSFの要素を組み合わせた異色の作品として人気に。累計発行部数は7000万部(23年1月時点)を誇る。アニメ化もされており、最新シリーズの放送が1月7日から各地で順次始まっている。
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