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「チューブが使いにくい」「パウチって何?」 エスビー食品、顧客の「声」を生かした商品改善のアイデアとは?:社員に毎朝共有(3/4 ページ)
「クレーム対応に追われてしんどい」といったイメージが根強いお客さま相談窓口業務。エスビー食品では相談窓口におけるデータ活用に力を入れている。顧客の「声」を生かした商品改善のアイデアとは?
消費者の声から改良に至った事例
同社はこれまでに消費者の声をもとに商品の改良を行っている。
ロングセラー商品である「赤缶カレー粉」には「火を通さなくてもそのまま使えますか?」という質問が年間80件寄せられた。社内の「改良改善会議」で提案し、パッケージ変更時にあわせて「加熱しなくても召し上がれます」との表記を追加した。
「他にも、レトルト商品には『レトルトカレーの箱に“パウチ”と書いてあるんだけど、パウチって何?』といった問い合わせがありました。そこで、パッケージの“パウチ”を『中袋(レトルトパウチ)』に表記変更。改良改善会議で提案し、半年後の新製品から順次対応しました」(木下さん)
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