外国人が訪日旅行したい理由 3位「観光名所」、2位「料理」、1位は?
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ(東京都渋谷区)は、海外在住の20〜69歳の男女3000人に対して海外旅行に関する意識調査を実施した。
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ(東京都渋谷区)は、海外在住の20〜69歳の男女3000人に対して海外旅行に関する意識調査を実施した。
近い将来最も行きたい国を尋ねたところ、北米では最も多い回答がイタリア(10.5%)。次いでイギリス(9.0%)、オーストラリア・日本(同率6.8%)がランクインした。
APACでは1位が日本(20.3%)、2位が韓国(6.6%)、3位がアメリカ(5.4%)だった。
日本に行きたい理由 1位は「独自の文化体験」
行きたい国1位に選ばれた国について、選んだ理由を聞いた。日本を選んだ理由は、「独自の文化体験」(22.6%)、「伝統料理」(18.5%)、「観光名所が多い」(14.4%)が挙げられた。
アメリカを選んだ理由としては、「観光名所が多い」(25.4%)、「独自の文化体験」(13.5%)、「独自の自然景観」(9.9%)。最先端のトレンドが生まれるニューヨークや映画の聖地ロサンゼルス、グランドキャニオンなど、観光名所が多い点が評価された。
イタリアを選んだ理由で回答数が多かったのが、「伝統料理」(29.0%)、「独自の文化体験」(24.2%)、「歴史的建造物・史跡」(12.6%)だった。イタリア料理や歴史的建造物への関心の高さがうかがえる。
今後1年間で予定している海外旅行の回数について、エリア別に見ると、北米では63.1%、ヨーロッパでは69.4%、APACでは56.9%が「1回以上」(1回・2〜3回・4〜5回・6回以上を合算)と回答した。
国別に見ると、イギリス・ドイツ・フランス・カナダでは「2回以上」の回答が3〜4割を占めており、アジアに比べ海外旅行に対する意欲の高さがうかがえる。
調査は2022年11月22日〜25日と12月23日〜28日に、インターネットで実施した。
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