コリドー街に複合商業施設「GRANBELL SQUARE」開業 テーマは銀座への回遊性
2023年9月、東京・銀座7丁目に複合商業施設「GRANBELL SQUARE(グランベルスクエア)」が開業。
アパレル・雑貨事業などを展開するベルーナ(埼玉県上尾市)は2023年9月、東京・銀座7丁目に複合商業施設「GRANBELL SQUARE(グランベルスクエア)」を開業する。コリドー街の回遊性を上げる施設として、客足の増加につなげる狙い。
同施設は銀座7丁目コリドー街の中心に位置し、ホテルや商業施設から成る複合商業施設だ。銀座の名物通りであるコリドー街に人を呼び込む「滞在型感動創出拠点」として造られる。地下3階、地上10階建て、延床面積1万789.52平米の大型施設だ。
クラシカル、かつシャープなデザインを掛け合わせ、上質で洗練された空間に仕上げた。グランドオープンに先立ち、4月中旬からスパサウナ施設「SPA&SAUNA コリドーの湯」、ホテル施設「GINZA HOTEL by GRANBELL」をオープンさせる。その他にも飲食店やルーフトップレストラン、シンガポール大手と組んだナイトクラブなども順次オープンを予定している。
開業予定の「GINZA HOTEL by GRANBELL」は、グランベルホテルグループ初となるプレミアムタイプのデザイナーズホテルだ。ルーフテラス全体を取り込んだフロントロビーでは、チェックインアウトだけでなく、ラウンジのようにくつろげる空間に仕上げる。
客室はアールデコ調を現代的にしたシャープなデザインモチーフとマテリアルで構成し、ラグジュアリー感のある上質で快適な空間を提供する。客室は計102室、開業は4月24日を予定している。
「SPA&SAUNA コリドーの湯」は、銭湯設計を手掛ける今井健太郎氏が設計した。「内観へと誘う空間」をコンセプトに、オートロウリュサウナやスチームサウナ、外気浴場や、アルコール含むドリンク類や軽食を楽しめるライブラリーラウンジ、リクライナースペース、ワーキングスペースを完備したリラクゼーションエリアだ。開業予定は4月10日。
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