2015年7月27日以前の記事
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ニトリの「アウトドア商品」が好調、その理由は?キャンプ市場に新規参入組が続々(6/6 ページ)

コロナ禍を契機に急増した「キャンプ需要」。密を避けられるレジャーのひとつとしてファンを増やしつつあるが、果たして理由はそれだけだろうか? 消費者意識・行動の変化を考察しつつ、新規参入組の代表格「ニトリ」に、参入理由と戦略に迫ってみた。

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「外様」の参入に期待

 ニトリはアウトドア製品にチカラを入れているわけだが、その一方で新規参入組ゆえの課題もある。既存のアウトドアメーカーやブランドが多数の商品を展開しているので、市場内でのニトリの存在感は限定的だ。しかし、これをチャンスと捉えることもできる。まだまだ伸びしろがあるので、シェア拡大の可能性を秘めたカテゴリーとも言える。

 先ほどご紹介したアーバンリサーチ、カラミノフーズ、ダイソーなどからも、今後どのようなアウトドア商品が出てくるのか。また、外様のどんな会社が参入するのか。注目したい。

著者プロフィール:小畑健造

hinata コミュニケーションディレクター

 アウトドアプラットフォームhinataの広報責任者、キャンプ用品レンタルサービスhinataレンタル責任者を兼任。心動かす体験を通じて世界をより豊かにという考えに共感し、vivit社に入社。hinataを通して、一人でも多くの方にアウトドアを楽しんでもらうことを目指している。


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