2015年7月27日以前の記事
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「フルリモート」で売り上げを伸ばす 採用代行の会社が好調の秘密心地よく働きたい(1/5 ページ)

欧米などと比較してリモートワークの導入率が低い日本。そんななか採用支援などを手掛けるマルゴト社は、「フルリモートワークの体制」を貫き、現在は134人の社員を抱える。フルリモート経営でどう成果をあげているのか。

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 コロナ禍により浸透したリモートワークだが、欧米などと比較して日本の導入率は低い。総務省が2022年に実施した調査によれば、「テレワークを利用したことがある」と回答した割合は、米国・ドイツでは60%弱、中国では70%を超えるが、日本では約30%にとどまる。(参照リンク

 リモートワークの導入が難しい理由は、「社内でのルールや制度が整っていない」が最も多かった。


社員134人のマルゴト社を創業した社長の今啓亮氏(36歳)

 そんななか採用支援・バックオフィス代行業を営むマルゴト社(旧社名:ビーグローバル)は、15年の創業当時から「フルリモートワーク(以下、フルリモート)の体制」を貫き、事業を拡大している。

 直近の売上成長率は20年195%、21年152%、22年236%(いずれも前年比)。創業当時の社員は3人だったが、現在は134人まで増えた。フルリモート経営でどう成果をあげているのか。どんな働き方なのか。社長の今 啓亮(こん・けいすけ)氏に聞いた。

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