連載
「データドリブンセールスを始めたい」 どこから手をつければいいのか:「データドリブンセールス」を考える(5/5 ページ)
「データドリブンセールスを始めたいけれど、どこから手をつければいいのかよく分からない」といった担当者も多いのでは。具体的な進め方は……。
まとめ
データドリブンセールスを行うために必要な準備を現状の可視化という観点を中心に説明してきました。ポイントは以下になります。
- 部門間連携による顧客理解と業務フローの可視化
- 売上目標と業務フローがどのようにつながっているか、KGI/KPIツリーを再設計
- 再設計したKGI/KPIツリーに基づいたデータ分析ユースケース
- ビジネス、デザイン、データの視点を持つチーム形成
連載第4回では、売り上げにつながる業務フローとKGI/KPIツリーの考え方やデータ分析ユースケースについてご紹介します。
著者プロフィール:川北奈津
株式会社モンスターラボ デザイングループサブマネージャー/UXディレクター
メディアアート活動、広告制作会社勤務を経て、デザインコンサルティングファーム A.C.O.にプランナーとして入社、アプリやサービスの情報設計を多く手掛ける。
2017年よりUXデザインプロセスを取り入れ、サービス開発やブランド開発などのデザイン領域をリードしている。23年1月よりA.C.O.がモンスターラボに統合、ビジネス×デザイン×テクノロジーの可能性を広げるための取り組みを行なっている。
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