「IQOS イルマ ワン」数量限定モデル発売 クリーニング不要、切り替え促す:新商品への切り替えを狙う
加熱式たばこ「IQOS イルマ シリーズ」から、数量限定モデル「IQOS イルマ ワン ネオン モデル」が発売。価格は3980円。「煙のない社会」の実現に向け、ユーザーの新商品への切り替えを促す。
フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ「IQOS イルマ シリーズ」から、数量限定モデル「IQOS イルマ ワン ネオン モデル」を発売した。価格は3980円。「煙のない社会」の実現に向け、ユーザーの新商品への切り替えを促す。
同社は2024年1月を目途に、従来のブレード型IQOS専用たばこの販売を段階的に終了すると発表している。ブレードをなくし使用後のクリーニングが不要になる「スマートコア・インダクション・システム」を搭載したモデル「IQOS イルマ シリーズ」は、「IQOS イルマ プライム」(1万2980円)、「IQOS イルマ」(8980円)、「IQOS イルマ ワン」(3980円)の3機種を展開中だ。
今回は「IQOS イルマ ワン」から、数量限定モデルとなる「IQOS イルマ ワン ネオン モデル」を発売。ボディーカラーには、鮮やかなバイオレットとマゼンタカラーを取り入れた。
全国8店舗のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダデンキ一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列一部店舗他)、IQOSオンラインストア、IQOS LINE公式アカウントなどで販売し、3月22日以降は主要コンビニエンスストア、一部のたばこ取り扱い店でも販売する。
フィリップ モリス インターナショナル(PMI)が2月に発表した2022年通期決算によると、純売上高は前年比1.1%増の317億6200万ドル、調整後の営業利益は同5%減の129億800万ドルの増収減益だった。煙のない製品は販売本数を増やすなど増収に貢献し、PMI全体の売上高の32.1%を占めるまでになった。
同社の加熱式たばこは22年末時点で世界73の市場で展開。日本では加熱式たばこが市場全体の35%近くを占有していて、IQOSがその成長をけん引している。
IQOS イルマ ワン ネオン モデル投入によって、どこまでIQOSのシェアを伸ばせるか。
関連記事
- フィリップ モリス ジャパン、「ブレード型IQOS専用たばこ」の販売終了へ
フィリップ モリス ジャパンは2024年1月を目途に、従来のブレード型IQOS専用たばこの販売を段階的に終了する。「煙のない社会」の実現に向け、20歳以上の喫煙者と、従来のブレード型IQOSユーザーに向け、最新シリーズ「IQOS ILUMA」への切り替えを促進する狙い。 - IQOSイルマシリーズ、「テリアボールドレギュラー」「テリアオアシスパール」新発売
フィリップ モリス ジャパンは1月23日、使用後のクリーニングが不要な加熱式たばこ「IQOSイルマシリーズ」専用たばこスティック「テリア」から、「テリアボールドレギュラー」を発売する。 - 「IQOS ILUMA」専用たばこスティック「テリア ウォーム レギュラー」が発売
フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ「IQOS ILUMA(イルマ)」の専用たばこスティック「テリア」から、新たに「テリア ウォーム レギュラー」を発売する。 - フィリップモリス、IQOS イルマ ワンを発売 シリーズ最安の3980円
エリア・店舗ごとに3月8日、9日、22日と段階的に発売される。 - 「IQOSイルマシリーズ」初の模様デザインを施した「オアシスモデル」発売
フィリップ モリス ジャパンは、「IQOSイルマシリーズ」より、初の模様デザインを施した数量限定製品「IQOSイルマオアシスモデル」を販売開始した。 - フィリップ モリス ジャパン、新型IQOS ILUMAの発売を発表 従来との違いは?
同社は「煙のない社会」の実現を加速し、2025年までに純利益の50%以上を煙の出ない製品によるものになることを目指す。 - フィリップ モリス ジャパンのトップ、日本市場の重要性を語る
日本事業を統括するPMJのシェリー・ゴー社長に日本市場の重要性について話を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.