「お金に困らず、自由に仕事したい」 月50時間労働で年収3000万円を実現した「思考法」:小さく分けて考える(2/5 ページ)
「お金に困らず、自由に仕事がしたい」――多くの人が考えたことあるはずの、この願望。実現するにも、何から手を付ければいいか、そもそも実現できるのか。一歩でも前進するために身につけるべき思考法を伝授する。
年収1000万円・月100時間労働の仕事とは?
まず、年収1000万円を達成するにはどんな仕事をすればいいかを考えていきましょう。
仕事を分解すると「本業」「副業」に分けることができます。ただし、すでに労働時間を100時間に設定しているので、会社員の仕事を本業にするのは現実的に難しいかもしれません。
その中で、例えば、「お坊さんは高収入で、会社員ほどの拘束はないのではないか」と思い付いたとします。でも、現実には普通の会社員が「お金持ちになりたい」という理由でお坊さんに転身するのはほぼ不可能です。
仮にもろもろの制約を乗り越えてお坊さんになれたとしても、土日は檀家回りをしなければなりませんから、おちおち旅行をしているヒマはありません。自由に仕事をするという条件からは外れてしまうわけです。
「理想の状態を実現している人はどういう仕事をしているのか」「どうやってもうけているのか」を分解していくと、おそらく自営業の中でそれが見つけられるのでは、ということになると思います。要するに、自分個人を指名してもらってできる仕事、働きたいときに働き、休みたいときに休めるような仕事ということです。
そして自営業者の中で、年収1000万円で、労働時間月100時間で、場所を問わない仕事をいったんリストアップしてみて、その中で自分ができそうな仕事、今はできそうになくても将来的に目指したいと思える仕事をピックアップします。
そして、その仕事に就くために何をしていけばよいのかを時間で分解しながら考えていく、という流れになります。
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