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「運転しやすい」だけじゃない ミズノが突いた、ドライビングシューズの盲点とは?「サッカースパイク」に着想(3/4 ページ)

ミズノが手掛けるドライビングシューズ「BARECLUTCH(ベアクラッチ)」が人気を集めている。2022年9月20日に発売したところ、発売から半年で、1年間の売り上げ目標の6000足をはるかに上回る好調ぶりだという。

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靴型はサッカーのスパイクを活用

 アクセルやブレーキのペダルの踏み替えは、かかとを中心に足を動かすことでコントロールしている。そのため、安全運転にはかかとの安定感が欠かせない。

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安全な運転にはかかとの安定感が必須(同社提供)

 「BARECLUTCHのアウトソールには、足の接地を安定させる『ラウンドソール』を採用しています。アウトソールのかかと部分に丸みを持たせてアッパーまで巻き上げることで、床との接地面積が増えます。その結果、かかとを軸に足を前後左右に動かしやすくなり、安定したペダル踏み込み操作とスムーズな踏み替え操作が可能になりました」(横山さん)

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アウトソールには足の接地を安定させる「ラウンドソール」を採用(同社提供)

 もちろん車種によって足の角度、かかとの接点は変わってしまう。どんな車種でも操作しやすいよう、細かい調整を重ねたという。

 BARECLUTCHの靴型はサッカーのスパイクを活用した。横山さんによると、サッカーの細かいボールさばきを可能にするスパイクは操作性が高く、ドライビングシューズにも適していたのだという。

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BARECLUTCHの靴型はサッカーのスパイクを活用(同社提供)

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