PayPayで「顔認証支払い」実験開始 顔をかざすと即決済、手ぶらで完結:代々木上原の店舗で
ヤフーは、スマートフォン決済「PayPay」を使い、顔認証で支払いができる実証実験を始めた。即配サービスの店舗「Yahoo!マート by ASKUL」の代々木上原店に、専用のセルフPOSレジを導入した。
ヤフーは、スマートフォン決済「PayPay」を使い、顔認証で支払いができる実証実験を始めた。即配サービスの店舗「Yahoo!マート by ASKUL」の代々木上原店に、専用のセルフPOSレジを導入した。
ユーザーは、専用サイトでPayPayアカウントと連携した「Yahoo! JAPAN ID」に自身の顔画像を事前登録。その上で来店し、セルフPOSレジで購入したい商品のバーコードを読み取る「顔認証支払い」を選び、自身の顔をかざす。すると「PayPay残高支払い」での決済が完了する。スマホや財布などを出さず、手ぶらでスピーディーに買い物できるという。
来店したユーザーには、映り込み防止のための対策を徹底する。顔認証支払いの撮影中にユーザー以外の第三者が映り込んでしまった場合、顔認証が成功しないようにシステム上の防止策も講じている。
同社は、実証実験の結果を新たなサービス開発へ生かし、「Yahoo!マート」に限らずさまざまな店舗や施設で「PayPay」を利用した「顔認証支払い」を利用できるように取り組んでいくとしている。
「Yahoo!マート by ASKUL」は21年7月に開始した、食料品や日用品を最短15分で届ける即配サービス(クイックコマース)。近年多様化するユーザーのニーズや販売形態への柔軟な対応が求められていることから、Zホールディングスグループのアスクルや出前館と連携し実施している。
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