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新NISA、「成長投資」と「つみたて投資」どちらが人気? マネックス証券が調査

マネックス証券株式会社(東京都港区)は、新NISAの利用予定について調査した。新NISAでは、つみたて投資枠が年間120万円となることに加え、成長投資枠が年間240万円まで利用できる。最も購入予定の多い商品は、成長投資枠では配当金狙いの株式、つみたて投資枠では海外株式インデックスファンドであった。

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 マネックス証券(東京都港区)は、新NISAの利用予定について調査した。新NISAでは、つみたて投資枠が年間120万円となることに加え、成長投資枠が年間240万円まで利用可能となる。最も購入予定の多い商品は、成長投資枠では「配当金狙いの株式」、つみたて投資枠では「海外株式インデックスファンド」であった。

 新NISAの利用予定を聞くと、26.8%が「両方の枠を上限枠まで使う予定」と回答した。「成長投資枠を優先して使いたい」が23.9%、「つみたて投資枠を優先して使いたい」は21.6%だった。

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新NISAの利用予定を聞くと、最多の26.8%が「両方の枠を上限枠まで使う予定」であった

 成長投資枠にかける年間予算を聞くと、上限の「240万円」と答えた人は34.2%。次いで「100万〜240万円」(27.7%)、「10万〜100万円」(22.3%)となった。投資対象は、「配当金狙いの株式」が最も多く、値上がり期待の株式、投資信託と続いた。

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34.2%が上限枠まで使う予定と回答した
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投資対象は、「配当金狙いの株式」が最も多く、値上がり期待の株式、投資信託と続いた

 つみたて投資枠の年間予算も、上限の「120万円」と回答した人が38.0%で最多。一方「利用する予定はない」と回答した人は、成長予算枠の12.7%の2倍となる25.0%に及んだ。25.0%は利用する予定はないと回答した。投資対象は、「海外株式インデックスファンド」が最も多く、次いで国内株式インデックスファンドとなった。

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38.0%が上限枠まで使う予定であった
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投資対象は、「海外株式インデックスファンド」が最も多く、次いで国内株式インデックスファンドとなった

 新NISAで投資する銘柄については、52.8%が未定だった。

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新NISAで投資する銘柄について聞くと、52.8%が決まっていなかった

 調査は、マネックス証券に口座を持っている1132人を対象に、3月14〜17日にインターネットで実施した。

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