マスクが「個人の判断」になっても着用しているシチュエーション、1位は?
Job総研を運営するライボ(東京都渋谷区)は、全国20〜50代の社会人男女775人を対象に「マスク個人判断後の意識調査」を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
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Job総研を運営するライボ(東京都渋谷区)は、全国20〜50代の社会人男女775人を対象に「マスク個人判断後の意識調査」を実施した。マスク着用を個人の判断とする政府発表の前後で比較すると「状況に関係なく無条件で着用」する人は減り、「状況に応じて着用の有無を使い分け」する人が増加していることが分かった。
マスク個人判断前は「状況に関係なく無条件で着用」が64.8%、「状況に応じて着用の有無を使い分け」が33.5%だったが、個人判断後は「状況に関係なく無条件で着用」が39.6%、「状況に応じて着用の有無を使い分け」が53.4%と、着用の状況に変化が表れた。着用する場所は、個人判断前・後ともに「電車内」(個人判断前:83.6%、後:83.2%)が最多だった。
個人判断後も「マスクを着用している」という721人に理由を尋ねたところ、「習慣化している」(42.6%)や「コロナ感染対策」(39.8%)、「まだ着用している人が多いから」(37.9%)などの声が目立った。
また、「着用している人が多いので個人判断で周りに合わせている」「店や場所によってマスク着用を推奨されるので外せない」などのコメントもあった。
一方、個人判断後に「着用していない」と答えた54人に理由を問うと、「着用する意味を感じない」(59.3%)という意見が最も多かった。次いで「着用が義務ではないから」(44.4%)、「着用するのが面倒」(37.0%)と続いた。
回答者全体に、今後いつまでマスクを着用するかと質問したところ、最も多かったのは「マスクの着用者が少なくなるまで」(40.3%)だった。その他、「コロナは関係なくマスクを着用し続ける」(28.0%)、「コロナ感染者が収束したら」(24.4%)という声もあった。
調査は4月5〜7日に、インターネットで実施した。
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